冬場から、ずっと、釣行にならないような強風の日が多い。
たまに風が落ちるかと思えば、行ける時間帯の潮回りが悪いとかね。
雨天に祟られ、土曜の作業も中止となったので、金曜の夜は天気予報とにらめっこ。
台風シーズンには、程遠いのに、中国地方を直撃するコースを辿ってる・・・
一応、風と波をチェックすると、意外にも穏やかな予測!
行くか!? しかし、ポイントは港から20キロ以上の沖合。
風雨が強まれば、離島で台風をやり過ごすことになりかねないが、民宿に転がりこめば、身の安全は確保出来る。
ほのかな期待を込めて、twitterで呟いてみるが、釣友からの反応・・・ゼロ。
まぁ、台風前だもの、当たり前だよね (^^;
濃いめに作った水割りを流し込んで、ベッドに入ると、ブランデーが多かったか、すぐに意識が薄れて、いつの間に落ちてた。
翌朝、7時前に目が覚め、ふと携帯に目をやるとEメールの着信あり。
発信者は、広く活躍されてる敏腕プロデューサーのボンバー氏。
「明日、出ます? 乗れます?」って、昨夜届いたメールだよ ^-^;
すぐに天気の状況と、出航可能であることを送信したが、返信なし・・・
ごく最近、ボートゲームに出れないかと打診され、都合がつかずお断りしたばかりだったので、何とかお連れしたいところなんだけど、たまの休日だし、ゆっくりお休みなんだろうと、諦めかけてたところへ携帯が鳴った。
ボ:「オークさん、何時に出航するんです?」
オ:「何時でも構いませんよ、ボンバーさんに合わせます!」
台風襲来を控えて出航決定!(爆)
もちろん、天候をリアルタイムにチェックしながら、不安があれば即時撤収の構えで臨みますが。
早めに港に入り、桟橋にボートを回してボンバーさんの到着を待つ。
程なく到着され、挨拶もそこそこにタックルを積込み、出航!
顔を雨に打たれながらも、氏との会話も弾み、あっという間のポイント到着。
周囲確認・・・釣り船は一艇もおりません ^-^;
近付く台風を思えば、当たり前か、2人で苦笑いしながらリグをセットする。
つい先ごろ、やっと深場で始まった真鯛のノッコミだが、多少水温の上がってきたタイミングで、どの水深に着くのか判断が難しい。
とりあえず、盛期のエリアにまたがる水深からスタート。
ひと流し、二流し・・・生命反応なし。
も少し、浅場に入ってるか?と、流す筋を数回変えたタイミングで、ボンバーさんのロッドに反応あり!
合わせちゃダメですよ!と注意はしてたのだけど、2~3度ティップが入った瞬間、体が反応して明らかにリーリングスピードが早まってた。
声を掛ける間もなく、フックアウト・・・
状況的に厳しいんで、確実に獲って欲しかったんだけど^-^;
気を取り直して、再度鯛ラバを落とし続ける。
レオン師匠と違って(笑)、辛抱強く黙々と巻き続けるボンバーさんのロッドに再び反応が出る。
「今度は、一定速度でね!!」と声掛けしてから自分のリグを巻き取り、ランディングの準備!
使用ロッドは、ブリーデン SWG-BG66B/kensaki。
ボートエギング用に開発されたロッドなのだけど、これが鯛ラバにバッチリなのよ。
柔らかく真鯛の食い込みを促しながら、腰のあるベリーでフックアウトを防ぎ、大鯛の締め込みにも耐え得るバットを持ち合わせ、SWG-BG66B/madaiと言っても良いくらい^^
良い感じにロッドを締め込みながら取りこんだのは、ピンクも鮮やかな良型真鯛。

鯛ラバ初の獲物が、このサイズなら言うことなしだよね♪
コンディションも最高、サイズは55センチあるけど、この色なら味も悪くないはず。

バイトは極端に少なかったけど、ゲストに釣らせるミッションは何とか達成!
この後、タチウオを追加して、日暮れを前にストップフィッシング。
それなりに荒れるのを覚悟した釣行だったけど、帰路も凪に近い状態で無事帰港。
経年変化でポイント到着前に、パンツまでビショ濡れだったけど、ボンバーさんの笑顔で寒さも半減(笑)
渋い状況のなか、良型を釣り上げたボンバーさんて、何か持ってますわ^^
釣り以外の四方山話にも花が咲き、とても楽しい釣行でした。
次は、ニューフェイスを迎えて、更に楽しい釣行になること間違いないよね? ボンバーさん!(謎爆)
※今回は、天候状況をリアルタイムで調べ、雨を除いて波風も弱く雷鳴も無い中での釣行です。 オフショアで無理は禁物、少しでも不安を感じる状態での出航は厳禁ですので、誤解なきようお願い致しますm(_ _)m