7/17 PM5:30 ショアから初めて獲った真鯛。
生涯忘れ得ないメモリアルフィッシュ・・・
これを機に、ブログなんぞ始めてみようかと ^-^;
ブログのイジり方も手探り状態なんで、お見苦しい点も多々あるかと思いますが、宜しくお付き合い下さいな。
以前から真鯛生息エリアとして目を付けていたポイント。
ずっと、ショアから狙ってみたいと思いながら、未経験の釣りゆえ、皆目見当のつかないままに数回チャレンジし、諦めかけていた。
先日、所属するTeam Keepのチャージ兄貴にお誘いを頂き、二度目のオフショア(船)鯛ラバへ出かけてみた。
数か所をランガンしながら、真鯛の着きそうな潮流など、条件をある程度把握!(したつもり

)
お陰さまで60アップを頭に、4枚のマダイを釣ることが出来、最高の気分で帰宅。
オフショアでは満足の行く釣果が得られたのだが、欲深い俺の脳裏にショアでの真鯛が見え隠れし始める(笑)
数日前に、チャージさんがショアから狙って獲った真鯛が気になって仕方がない。
前回、オフショアで4枚獲った真鯛はチャージさんが時間を掛け、苦労して探し当てた好ポイントでの釣果。
最高に楽しい思いをしたのだが、釣らせてもらったというのが正直な感想。
ならば、自分自身のポイント、オリジナルリグでやってみようじゃないの! と、言うことで、仕事の打ち合わせを終えた帰り道、ポイントへ。
満潮前ではあったが、まだ潮は生きている。
早速、前回オフショアで成績の良かった自作鯛ラバをキャスト。
しかし、何度キャストしてもノーバイト、そろそろ潮も緩んでくる・・・
しばし、ワインドリグでメバルと戯れ、下げの潮が効いてくるのを待つ。
20cm以下のメバルを釣ってはリリースするうち、潮の流れが変わってきた。
チャージさんがショアマダイをゲットしたのも、込みから下げに入る潮を粘り強く攻めた末の釣果だ・・・
そろそろ、チャンス到来か?
すぐに鯛ラバに切り替え、潮上から刻みながら巻き上げを繰り返す。
正面あたりにキャストし、リトリーブを開始すると霞めるような僅かなアタリ。
超ショートバイトだったので、魚の正体は分からないが、期待を込めて、次のキャストに移る。
ラインスラックを取り、着底の瞬間を逃さずリトリーブ開始。
15,6回の巻上げに反応なし、間髪入れずにフリーフォール。
再度、着底を確認した瞬間にリトリーブ・・・
ハンドルを4~5回転させたその時、「コココッ」と明確なバイト!
明らかに真鯛のバイトだ! しかもデカい!?
・・・・瞬間、ティップからベリーまでが、ひん曲がり、次の締め込みでバットが悲鳴を上げる。
しかし、ここは前回の鯛ラバ釣行での経験が生きた。
60アップの真鯛を釣り上げた時のドラグの調整はそのまま、リーダーも新しく組みなおして、普段なら一重に通すスナップも二回くぐらせてある!
余裕をかまして対処するつもりだったが、二回目の締め込みに不安を掻き立てられる。
「デカい・・・もしかすると、獲れないかもしれない」
ラインシステムは、PE0.8号、10Lbリーダー・・・
得体の知れないコイツには無謀すぎる番手だと直感!
バットエンドを肘にあてて耐えるが、きつめに設定したドラグが「ジィイイイイイーーーー!」と悲鳴を上げる。
今にも煙が上がらんばかりに・・・
誇張ではなく、数秒間にわたってドラグが出っぱなしなのだ。
片手では対応出来なくなり、左手でバットを支えながら耐える。
リールシートが軋みながら、獲物との綱引きが続くが、いつまでも弱る気配がない・・・
何度も、何度も繰り返すうち、「こいつ、ひょっとしてエイなのか???」と落胆にもにた思いがよぎるが、正体を見るまで、諦める訳には行かない。
真鯛なら、間違いなく ランカーなのだから。
やり取りを繰り返すうち、ポンピングで、ほんの僅かながら寄せられるようになってきた。
竿先を叩く感じは・・・・・やはり真鯛。
かなりの時間を要したが、ようやくライン角度もきつくなってきた。
もうじき顔を拝めそうだが、波止の近くにはウィードや小さな根もあり、それを思うと、冷や汗の滲む思い。
「もしバラしてしまったら、真鯛なら悔やんでも悔やみきれないサイズに違いないな」
そんなことを思いながら、慎重に距離を縮める。
魚が、波止から払い出す潮に乗ろうという時、かすかに翻る影が見えた。
「デカい、小さなザブトンほどもある。 やはりエイか!?」
気落ちしかけた次の瞬間、はっきりと魚影が見えた。
「真鯛! しかも、ランカーサイズの老成魚だ!!」
魚から目を離さぬよう、膝を落としながら震える左手でメバル用のランディングネットを取り、魚がこちらを向いた瞬間、ネットを入れると、巧く頭が入った。
すかさず海面から引き揚げようとするが、ランディングネットのシャフトは今にも折れそうだ。
潮流も効いて来て、モタモタしてるとバレかねない。
ここは、一か八かで引き揚げた。
波止の上に「ドタッ」という音と共に、横たわった魚体。
紛れもないランカー・・・


ジャスト80㎝!
ショアからのサイズとしてはモンスターと言って良いかも知れない。
波止に居たサビキ釣りのオジサンも思わず駆け寄ってきて「こんなデカい鯛は見たことがない!ここらへんに、こんなのが居るんだねぇ・・・」と目を丸くされていた。
後で気付いたのだけど、上部がワイヤーになってるタモ枠は、伸びて変形してましたわ ^-^;
〆た後、エラ・血抜きをし、内臓を綺麗に取り去った状態で7キロ半ばもありました!
持ちこんだP岩国店で「恐らく9キロ位あったでしょう」と言われて二度びっくり(笑)

ショア初の真鯛が、こんなスーパーサイズとは、いささか出来過ぎだね(笑)
こいつが獲れたのも、釣友のチャージさん・ライド君のアドバイスあったればこそ。
嬉しいのは勿論だが、ヒントを与えてくれたお二人に感謝の気持ちを込めて報告をさせて頂きました。
心から、ありがとう!
※タックルデータ
ロッド :オリムピック・ヌーボカラマレッティ832M
リール :シマノ・セフィアCI4 3000SDH
ライン :PE0.8号(8braid)
リーダー:フロロカーボン10LB
ルアー:オリジナル鯛ラバ